四国八十八ヶ所お遍路の旅
日本遺産認定!弘法大使が巡った四国ハ十八ヶ所を巡りを始めてみませんか?順打ち・逆打ちもOK!
お遍路ツアー巡拝ツアーとは- 僧や修験者の修行として始まり、江戸時代に入って一般庶民に広まった巡拝。M四国八十八ヶ所の霊場を巡礼する「お遍路」や、西国三十三ヶ所坂東三十三ヶ所秩父三十四ヶ所などの「観音霊場巡礼」などが代表的。お遍路ツアー・巡拝ツアーとは、これらの霊場を歩いてきた人の足跡を1回~複数回に分けて、バスやタクシーで巡るツアー商品です。
四国八十八ヶ所霊場巡りとは
今から1200年前、弘法大師が42歳のときに人々に災難を除くために開いた霊場四国霊場。後に大師の高弟が大師の足跡を遍歴したのが霊場めぐりの始まりと伝えられています。人間には88の煩悩があり、四国霊場八十八ヶ所巡ることによって煩悩が消え、願いがかなうといわれています。 徳島阿波(発心の道場1番から23番)、高知土佐(修行の道場24番から39番)、愛媛伊予(菩提の道場40番から65番)、香川讃岐(涅槃の道場66番から88番)に至る1450キロを巡拝する四国遍路は昔も今も人々の人生の苦しみを癒し、生きる喜びと安らぎを与えてくれる祈りの旅なのです。八十八ヶ所由来はいろいろ説がありますが、八十八の煩悩からきたともいい、男四十二、女三十三、子供十三の各厄年を合わせた数、そして俗界三十二、色界二十八に、無色界二十八の見惑を合わせた数、またわれわれの命の糧「米」の字を分解したとするもの、曼荼羅の八葉蓮台の一葉一葉に十一面の方向(十一面観音様のお顔が全方向を向いているように)があるとした説、八雲、八重、八百八町、八百万神など八は末広がりでこれ以上のない満数、無限大で宇宙を表すところからきているとする説などさまざまです。けれどもこれらのすべてが当てはまるおもいがします。日本では古代から自然の中に宿る神を崇拝する風習があり、特に辺境の深山や海原、大森林などは人々の信仰の対象でした。そうした神秘的な場所で瞑想したり、行を修めたりする修行が役行者などを中心に活発化し、いつしか一般の人にも巡礼遍路といった形で広がっていきました。今では「遍路といえば四国」と言われるほど、四国八十八ヶ所霊場めぐりは知られるようになりました。緑濃い深山や怒涛の太平洋、穏やかな瀬戸内海、平野と丘のうねりなどの自然。その厳しさ、やさしさ、仏の試練、人情の温かさを、しみじみと身に感じながら歩くことができる場所。四国遍路は、この魅力で人々を魅了し続けてきました。四国巡拝は「お遍路」というスタイルをとり弘法大師が修行した跡をたどるです。平安前期の弘仁六年(八一五)に開創したといわれる四国八十八ヶ所霊場は、大師信仰が高まるにつれ巡拝者の数も増し、室町時代にはほぼ整備されました。江戸時代になると真言宗の僧侶の手によるガイド本「四国遍路指南」や「四国遍礼霊場記」など発刊され一般化しました。江戸時代も中期以降になると庶民の間で、一生のお参りに「四国八十八ヶ所めぐり」をと再び人気が上がり、これを感謝の意味も含めて「お陰まいり」と呼びました。四国遍路は、伊勢参りや西国・坂東・秩父などの百観音霊場めぐりとともに庶民の一大イベントとなったのです



四国八十八ヶ所霊場心得
旅行で八十八ヶ寺を巡る場合も、お遍路さんとしての心得は知っておきたいものです。
一、不殺生(ふせっしょう):殺生することなかれ
二、不偸盗(ふちゅとう):盗むなかれ
三、不邪淫(ふじゃいん):邪淫することなかれ
四、不妄語(ふもうご):偽りをいうことなかれ
五、不綺語(ふきご):虚飾の言葉をいうことなかれ
六、不悪口(ふあっく):悪口をいうことなかれ
七、不両舌(ふりょうぜつ):二枚舌を「使うことなかれ
八、不慳貧(ふけんどん):貪ることなかれ
九、不瞋恚(ふしんに):起こることなかれ
十、不邪見(ふじゃけん):よこしまな考えを起こすことなかれ
遍路する上で、守らなければならない戒律が十善戒。然しこれは、遍路の際だけに守ることではなく、日常当たり前に守るべきものである。
十善戒は、身(からだ)と口と意(こころ)の働きを正しくして生きることを心に実践していくこと。弘法大使は『諸戒は十善を本ととする』と説いています。



四国八十八ヶ所霊場参拝方法
山門を入る時(山門のない場合境内)手を合わせ一礼する。
 阪急交通社トラピックス:四国八十八ヶ所お遍路・巡拝の旅
手水鉢(水がきれいな場合には口をすすぐ)で手をきよめる。
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鐘楼で鐘を撞く(お寺によっては禁止しているところもある。また参拝後、鐘を撞かない)。
 阪急交通社トラピックス:四国八十八ヶ所お遍路・巡拝の旅
1. 線香、灯明をあげ、お賽銭を納める。写経、納め札を所定の場所におさめる。
2. 揃って般若心経を唱える。
3. それぞれのご本尊を三回繰り返し唱える。
4. 光明真言を三回繰り返し唱える。
5. ご宝号(南無大師遍照金剛)を三回繰り返し唱える。
6. 回向を唱える。
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1. 線香、灯明をあげ、お賽銭を納める。写経、納め札を所定の場所におさめる。
2. 揃って般若心経を唱える。
3. 光明真言を三回繰り返し唱える。
4. ご宝号(南無大師遍照金剛)を三回繰り返し唱える。
5. 回向を唱える。
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山門を出るとき手を合わせ一礼し、左足から出る。



四国八十八ヶ所霊場巡り衣装と道具
遍路笠 雨、暑さ凌ぎです。弘法大師に因んだ文字が書かれています。
金剛杖 巡拝用品の中で最も大切はもので、杖はすなわちお大師様で、常に自分と行を共にして下さいます。宿に着けば、まず、第一に杖を洗い清め床の間などに立て掛けます。また、大師ご巡錫の際、橋の下で一夜を明かされたところから橋の上を通る際は杖をつかないこと。
念珠 数珠の別称で、珠を一つ繰るごとに仏を念ずることから念珠と呼ばれる様になりました。珠の数は一〇八で煩悩の数になぞられています。
持鈴 魔除けといわれ、昔は徒歩で参拝したため、山道で野犬などから身を守るときとか、助けを呼ぶときに鳴らしたと言われています。
輪げさ お坊さんの法衣を簡略化した物で、寺参りのエチケットです。首にかけて使用します。
白衣(はくえ) お遍路さんの正装です。俗世を離れて心の清らかさを象徴する浄衣です。 お納経帳やお軸と同じように白衣にもご宝印戴きます。お浄土へ旅立つ時にお大師さまに導いて頂くため、また、お浄土への通行証でもあります。お一人お一人がお持ちください。
手甲 お遍路さんの正装で手にはめます。
脚絆 お遍路さんの正装で足にはめます。
輪げさ止め 輪げさがずれない様に首の後ろで白衣に止めるものです。
山谷袋 肩からかける布製の袋で、貴重品などを持ち歩くときに便利です。また、お手洗などに入るときには、数珠、輪袈裟など不浄な所へ持ち込まないということから山谷袋にいれ同行の人に預かってもらいましょう。
巡拝パック
・燈光セット 奉納用の線香・ローソクのセットです。
・札ばさみ 納め札を収納するバッグです。
納め札 本堂大師堂に奉納する札です。本堂大師堂に納めて、ご本尊さま、お大師さまに参詣のご報告をします。また、道中で「お接待」をうけた時、納札を差し出すのがエチケットです。巡拝回数により札の色が変わります。
【巡拝回数による納め札の色】
・1回~4回(白札) ・ 5回~6回(青札)
・7回~24回(赤札) ・25回~49回(銀札)
・50回~99回(金札) ・100回以上(錦札)
ご納経 各札所でお経を唱えた(写経を奉納した)しるしにいただくもの。
一生のお守りであり、悩みのある時は、これを礼拝します。また、ご軸(納経軸)は家宝として、帳面、白衣は、重ね印といって、二回、三回とお参りするたびに最初の同じ帳面、白衣に印を重ねていきます。
お納経軸  お軸にご宝印を受け、表装仕上げると随分立派なものになります。子孫末代までの一家の宝物として大切にお持ちください。




四国八十八ヶ所巡礼地図
四国全体図
徳島
1 霊山寺 13 大日寺
2 極楽寺 14 常楽寺
3 金泉寺 15 国分寺
4 大日寺 16 観音寺
5 地蔵寺 17 井戸寺
6 安楽寺 18 恩山寺
7 十楽寺 19 立江寺
8 熊谷寺 20 鶴林寺
9 法輪寺 21 太龍寺
10 切幡寺 22 平等寺
11 藤井寺 23 薬王寺
12 焼山寺
高知
24 最御崎寺
25 津照寺
26 金剛頂寺
27 神峯寺
28 大日寺
29 国分寺
30 善楽寺
31 竹林寺
32 禅師峰寺
33 雪蹊寺
34 種間寺
35 清滝寺
36 青龍寺
37 岩本寺
38 金剛福寺
39 延光寺
愛媛
40 観自在寺 53 円明寺
41 龍光寺 54 延命寺
42 仏木寺 55 南光坊
43 明石寺 56 泰山寺
44 大寶寺 57 栄福寺
45 岩屋寺 58 仙遊寺
46 浄瑠璃寺 59 国分寺
47 八坂寺 60 横峰寺
48 西林寺 61 香園寺
49 浄土寺 62 宝寿寺
50 繁多寺 63 吉祥寺
51 石手寺 64 前神寺
52 太山寺 65 三角寺
香川
66 雲辺寺 78 郷照寺
67 大興寺 79 天皇
68 神恵院 80 国分寺
69 観音寺 81 白峯寺
70 本山寺 82 根香寺
71 弥谷寺 83 一宮寺
72 曼荼羅寺 84 屋島寺
73 出釈迦寺 85 八栗寺
74 甲山寺 86 志度寺
75 善通寺 87 長尾寺
76 金倉寺 88 大窪寺
77 道隆寺

第一回では、1番~6番を巡礼します。
①霊山寺:お遍路の始まりに当たり、法話をお聞き頂けます。
②極楽寺:安産大使、樹齢1200年余りの”長命杉”で有名な寺。
③金泉寺:源義経が勝利祈願に訪れたお寺です。”弁慶の力石”が有名。
④大日寺:木造観世音像三十三があります。
⑤地蔵寺:樹齢800年を超える大銀杏がシンボルのお寺
⑥安楽寺:弘法大使お手植えの”さかまつ”がある日本式回遊庭園で有名なお寺。



阪急交通社トラピックス・20大ポイント
①全12回、四国霊場会公認公達又は、寺院の僧侶が同行.。
②30ヶ所より選べる発着地!!
巡礼用品もご案内。
④勿論、阪急交通社(トラピックス)の添乗員も同行
⑤朱印集めは、阪急交通社(トラピックス)の添乗員が代行
⑥第1回は、うれしい法話付!
⑦第1回は、世界最長の吊橋、明石海峡大橋を通ります。
⑧日帰りは、昼1回、宿泊は朝1回・昼2回・夕1回付
⑨毎月1回、全12回で決願。
⑩1名様だけのご参加もOK.
⑪1回だけのご参加もOK.
⑫第1回は、鳴門金時使用、きんときかんをご賞味。
⑬全12回、500ml入りのペットボトルのお茶1本付。
⑭第1回のご昼食は、特性”鯛めし弁当”をご用意。
⑮煩悩の刻印入り、数珠玉付!!
⑯第1回はどの設定日に参加しても、¥3,980円
⑰参拝の心得書付
⑱納め札付!!
⑲寒さ対策万全!使い捨てカイロ付。
四国巡拝マップ付、線香・ローソク付

第1回では、四国八十八ヶ所満願成就と道中の安全を祈願して第一番札所『霊山寺』にて護摩焚き祈祷を行います。
(護摩とは、サンスクリット語の『ホーマ』を音写したもので、”物を焼く”という意味です。納めた護摩木は供物として焼かれ、
煙が天に届くことで、天は食を頂くことができ、代わりに人に福を与えるとされています。)



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